魔法少女まどか☆マギカ (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
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魔法少女まどか☆マギカ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者:原作:Magica Quartet
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魔法少女まどか☆マギカ (2) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
著者:原作:Magica Quartet
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というわけでようやく『まどマギ』のコミック版が揃い、副読本として座右に置けるようになりました。実際の所、何度か観ないと意味が掴めなかったまどかの概念化・神化も繰り返し読んで理解できるようになったし、これでひとまず駒は揃ったということになります。
このアニメを観て、そしてマンガを読んで、一体何がここまで人を引きつけるのだろうと……正確にはボクを引きつけるのか、ということですが……考えてみたんですが、やっぱりほむらの存在が大きい。 そして優れた作品に出てくるキャラというのは、しっかりとリアリティがある、ということを再認識できました。
ほむらの、まどかに対する友情、女性同士の友愛は、男であるボクが観ても目頭が熱くなる想いです。そうして、ほむらのように、人というのは経験によって全然別の人間に生まれ変わることも可能です。 ほむらは絶望の中、一条の希望を持って、シビアな環境の中で成長していきます。その成長に我々は胸を躍らせるし、何よりもまどかを助けるために体を張り続けたほむらの強い意志が胸を打ちます。 大きなお友達だけではなく、実際に14歳の女子中学生達にも観てもらいたいアニメですね。そこは逃避場所としてのアニメではなく、戦うということは死と隣り合わせであること、どんなに強い、純粋な願いでも届かないことがあること、そうした残酷な現実の中で、やはり友情が大切だということ、そういうものを教えてくれるアニメです。 たった三巻でこんなに重いテーマをさらっと扱ってしまうところに作者の凄みを感じます。
魔法少女の存在理由を、エントロピーの概念を使って宇宙規模にまで一挙に高め、友愛によってその因果律を変えてしまい、別の因果律を提出し、良くあるパターンとしての「魔法少女もの」に戻してしまう。人の呪いや恨みが悪魔的なものを生み出す、という次元に留まらなかった所に喝采を送りたいです。 こんなアニメ/マンガは、しばらく出てこないでしょうね。 魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]
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